しばらくの間、「キャリア」「癒し」という観点らあ、私は自分のことを「キャリアヒーラー」と名乗っていました。
最近、この呼び方を手放し、「自己調律師」という言葉に変えました。
今日は、この名前の変化について、少し丁寧にお話ししてみようと思います。
「キャリアヒーラー」という名前で見えていたもの
「キャリアヒーラー」という言葉には、迷いや不安で揺らぐ心を、やわらかく回復させたい、という想いを込めていました。
キャリアの相談に乗りながら、心のケアも一緒に扱う。その姿勢自体は、今も変わっていません。
ただ、この名前で活動をしようかと考え始めていたなかで、少しずつ違和感を覚えるようになりました。
「ヒーラー」という言葉は、どうしても「傷ついた人を、癒す人」という関係性を連想させます。でも、本当に大切にしたいのは、そこではありませんでした。
「治す」のではなく「整える」
私が届けたいのは、「誰かに癒してもらう」体験ではなく、「自分自身で、自分を整える力を育てる」ことです。
これは、似ているようで、まったく違う方向を向いています。
- ヒーリングは、外側から働きかけてもらうもの
- 調律は、自分自身の状態に気づき、自分で整えていくもの
もちろん、レイキやセッションを通じて、外側からサポートすることもあります。けれど、そのサポートの目的は「その人が、自分で自分を整えられるようになること」であって、「私がいないと整わない状態」を作ることではありません。
この違いに気づいたとき、「ヒーラー」という言葉では、伝えたいことの半分しか表現できていないと感じました。
「自己調律師」という名前に込めたもの
「自己調律師」という言葉には、次のような意味を込めています。
- 自己:他人ではなく、自分自身から始まるということ
- 調律:治療や矯正ではなく、本来の状態に合わせて整えるということ
- 師:教える立場というより、伴走し、実践を届ける立場であるということ
キャリアコンサルタントとしての知識も、レイキヒーラーとしての実践も、ポジティブ心理学の視点も、すべてはこの「自己調律」という一つの営みに向かっています(このあたりの経緯は、STORYで詳しくお話ししています)。
名前を変えるということ
名前を変えることは、少し勇気のいることでした。
積み重ねてきた肩書きを手放すようで、迷いもありました。
けれど、名前は、伝えたいことを正しく届けるための道具です。届けたい中身が変わったのなら、名前も変わって当然だと、今は思っています。
次回は、「整える」という状態を、身体・感情・仕事という3つの層に分けて、もう少し具体的にお話ししようと思います。

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